文化庁編著「著作権法入門 2017−2018」著作権情報センター 2017年9月
オススメ度
「一般」は著作権について大まかに知りたい方、「初学者・学部生」は著作権を基礎からしっかり勉強したい方、「大学院生」は司法試験で知的財産法を選択する方、「実務者」はメインの業務で著作権に携わる方が目安となります。
初学者・学部生 ★☆
大学院生 ☆
実務者 ☆
紹介
著作権法の管轄官庁である文化庁が毎年送り出す入門書。著作権法の解説はかなり内容が薄く、特別わかりやすいわけでもありませんので、入門書としてこの本を選ぶ理由を探すのが難しいです。
ただ、法令の収録は充実していて、著作権法施行令や著作権法施行規則、著作権等管理事業法等が掲載されているのは嬉しいです。
また、多くの条文集より字が大きめで読みやすいのも良い感じです。
ということで、本書は最新の著作権法及びその関連法令が欲しい場合に選択肢に加える本で、解説書は「おまけ」と思っておけばよいでしょう。
そう考えれば、まずまず納得のできる価格だと思います。
「著作権の本棚」一覧ページへ
0 件のコメント :
コメントを投稿